【水道凍結】水落としせずに凍ってしまった水道管には熱湯をかけないで下さい!|函館地域版
この週末の寒波で函館市内でも水道凍結の発生が多発し、業者さんがすべての対応に応えきれないほどの忙しさだったそうです。
当社がお取引をしている設備業者さんもこの3日間は夜遅くまでの対応をされていたとのこと。
その業者さんからお聞きしたところによるとこの期間、
「氷を早く溶かそうと蛇口や水道管に熱湯をかけてしまったために、設備の破損や水道管破裂を引き起こしてしまった」
という事例が少なくとも2件あったようです。
緊急のお知らせ的な意味で改めて書かせていただきますが、「絶対に解氷作業に熱湯を使用しない」よう、お知らせいたします。
凍結時にやってはいけない3つのこと
1. 凍った蛇口や水道管に熱湯をかける
急激な温度差により水道管や蛇口の破損を引き起こし、復旧後にそこから水が噴き出してくる恐れが高まります。
2. 凍りついた蛇口を無理に回そうとする
凍結時に多い事例なのだそうですが、無理やり蛇口を回そうとして蛇口内のパッキンや止水コマなどを破損させ、復旧後にコックをひねっても水が止められなくなってしまうことがあります。
3. 対応を取らないまま、部屋を離れる
復旧して水道漏水がないかの確認をしないまま部屋を空けるのは非常に危険です。今シーズン実際にあったのですが、氷を解かすため暖房を稼働させ、水が出るまで時間を持て余したので外出している間に漏水事故が発生した事例もあります。すでに凍った水道管は破裂していたのですね。
凍ってしまった場合のご自身での対処や判断は、現実的には非常に難しいです。必ず専門業者さんを呼ぶか、大家さん・管理会社の指示を仰ぐようにしましょう。
水落としや水道凍結に関しては以下のブログも併せてお読みください。
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