【管理ブログ】空室期間が長期化すると、こんな弊害も…|函館の不動産会社ファインエステート
「家賃収入が落ちる」それだけじゃない
いやいや、近頃大家さんからの空室相談の多いこと・・・。
一義的にはもちろん「家賃収入の減少」ということですよね。これに伴い、「既存入居者への対応が不十分になってしまう」「十分な空室維持や促進策にお金がかけられなくなる」こういった現実も襲って来ます。
でもそれだけじゃありません。
・常に空室の広告・ポスターが出ている「マイナスイメージ」が定着してしまう
・単純に「心が荒む」
・新たな客離れ(退去の連鎖)が生じる
こうなっては、正直末期です・・・。
管理のプロである不動産業者ですら、試行錯誤の日々
当社の管理物件の中にも、例外に漏れずこのような物件が存在します。
いろいろな取り組みを経て、お客様の目にとまる状態まで物件を引き上げて、何とか勝負に打ち勝ってきている、
というのが率直なところです。
時間を見ては全スタッフ挙げての「空室対策ミーティング」を行っています。
自分で言うのも何ですが、このような手間を割いている企業は市内にはそう多くないはず。
この度ようやく新たな入居者様に出逢えた物件では、こんなこともありました。
<空室の長期化により、配管設備の劣化が進行する>
入居中のお部屋からは配管の不具合は聞こえてきません。
要するに、「管内に水が流れない空の状態」は、管の腐食の進行を早めるということだそう。
しっかり水落としをしておいても、です。
入居前に業務上の感で点検を依頼したところ、やはり発生していました。
せっかくの吉報だったのに、追加で費用の報告をすることに心が痛みます。
空室には「百害あって一利なし」なのです。
恐らく、従来の空室対策ではもう効果がないのでは?
「多くの業者にあっせんを依頼する」「手作りの空室情報を業者へばらまく」
これらについては、もうほとんど効果がありません。
私たち業者は、空室情報に溺れています。
価値を見いだせない情報には、いずれ誰も見向きしなくなるでしょう。
根本的な「お客様が求める価値のある物件提供」について、そろそろ真剣に考えるべき時期に来ているのではないでしょうか?
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