【管理ブログ】シリーズ:入居率回復までの道のり【その1】|函館地域版
2年ぶりの高い入居率を回復
当社で管理している学生・単身者向けマンション「クレステージ宮前」。
実は昨年度、学生さんの退去や物件を取り巻く環境の変化によって一時10室程度もの空室(予定含む)が生じる非常事態に陥りました。
全戸32室の物件の10室ですから、これはとても高い空室率。
ここ最近の動向を分析しても、この繁忙期に向けては特別な対応を取らない限り、入居率回復が望めないリスクが非常に高かった物件でした。
現在、結果として32室中30室入居、残り空室2室で入居率(稼働率)93.75%を達成。
残り2室の成約に向けて、引き続き頑張っているところです。
今回は、この物件がほぼ満室に近い状態にまで入居率を回復するまでの取り組みを、シリーズでお送りします。
想定できる原因はすべてテーブル上に
まずは、この原因と考えられるものを片っ端から会議の机上に乗せました。
「学生さんの現在のニーズや嗜好の調査」「市場の変動」「近隣物件の空室数」「近隣新築物件の募集条件」・・・。
一口に10室と言っても、限りある学生数の中から10室埋めるというのは容易なことじゃありません(汗…
でも泣き言を言っている暇はない、まずは導き出した可能性を排除するための対策を実行に移すことに。
有効な対策はひとつとは限らない
原因がひとつであれば、おのずと現場職員である私、もしくは誰かが気づいているはずです。空室状態というのは複合的な要因が絡み合うことによって複雑になるんだな、と改めて実感しました。
社長はじめ全社員の力と意見を借りて、以下の対策を行動に移しました。
1.現場巡回から物件の問題点を洗い出す
●客観的に見てこの物件がどう映るか、それを踏まえて環境整備をしました。
→敷地内やゴミステーションの清掃・草刈りを実施。
●共用玄関廻りが殺風景で、明るさ・清潔感がない
→大工である道下君のお父さんにゴミステーションの木製囲いを依頼。明るい配色で若々しさUP。
→藤井さんが物件名板をD.I.Y.で作成してくれました。防犯センサーライトと花鉢も一緒に設置。
かなり明るい雰囲気になり、印象も格段にアップ。綺麗で明るい玄関というのは、防犯面でも一役買います。
この物件のターゲットは学生さんをはじめとした若年層単身者。
お部屋もそれぞれ個性的にカッコよく仕上げているので、外部からもそのイメージが想像できるようにするのは必要なんですよね。
さて、今回は「空室解消対策」のひとつをご紹介いたしました。
この物件では、他にも対策を取っており、このシリーズでご紹介してまいります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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