【大家さん向け】空室解消の成功事例から|函館地域版
ご報告の通り、当社管理物件「コーポコマツ」は早期空室解消に成功しました。
「新築物件の乱立」「人口の減少」「景気回復実感の低迷」などの外因的な
要素はあれど、常に満室経営をしている物件は世の中確かにあります。
どうやったら、そのような大家さんの仲間入りができるかを知るためには
現在、物件が置かれている状況から分析を始めるのが最短ルート。
これは数あるケースのうちのほんの一事例でしかありませんが、
本物件のケースが少しだけヒントになるかも知れません。
対応すべき部分を見極め、対策予算を集中
空室の状態は良好でした。未修繕でも以前なら貸していたかもしれません。
ただこの物件、空室ができるとその期間がいつも長期化してしまうという懸念が。
そこでオーナーさんに一度お部屋に来ていただき、それぞれが抱いている
「この部屋の弱点」について意見を出し合うことにしました。
1.和室の存在
事実、和室のニーズは高くありません。
「内覧物件から除外する」というお客様も。
実際、本工事予算の大部分はこの洋室化に振り向けられました。
クローゼットや塗装の部分まで、妥協なく行ったおかげで見違えるお部屋に。
2.キッチンの窮屈さ
位置を変えるのは困難ですが、下のように間取りに手を加えることで
少なくとも「冷蔵庫の置き場が狭い」という不満は解消できます。
大幅なリノベで単身向け1LDKにするという選択肢もあったのですが、
「できれば長期入居してくれる方に向けた工事にしたい」というオーナー様の
考えも入れて、今回2LDKという間取りは崩さないようにしました。
工事費用は1年分の家賃で回収できる程度。
工事完了→広告掲載開始→10日ほどで申し込み受理。
上記以外には基本的にあまり手を加えていなくても、結果が顕著に現れました。
本物件に「フルリフォーム」は不要、「欠点の解消」だけで良かったわけです。
リフォームをお考えの大家さん、その費用をどの部分にかけるべきかは
「大工さん」ではなく「信頼できる賃貸のプロ」に相談することを強くお勧めします。
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