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2018年05月10日
ブログ

除草剤は液状と顆粒タイプ、どっちがいいの?

 雪が解け、管理業務のシーズン課題がまたひとつ。

 管理アパートや駐車場の除草剤散布・雑草刈込、夏季の定期巡回は結構大きなウェイトを占める作業のひとつです。

 持家にお住まいの方も、大家さんも、毎年頭を悩ませていることでしょう。

 

 当社でも市販品の除草剤を購入し連休前に社員総出で一斉に散布を行ったんですが、そもそも除草剤は「液状」「顆粒状」とあるなかでどちらがいいのでしょうか?

どの商品を選んでいいのかも、わからない…

 最初は、ホームセンターの陳列棚を目の前にしてフリーズするはず。金額も種類もたくさんあります。

 まず、製品の説明欄にはいろいろ記載されていますから用途や品質・金額についてもまずチェックしておきましょう。「長く効くタイプ」と「すぐ効くタイプ」、「効果が持続するタイプ」か「年に数回散布する必要のあるタイプ」、これぐらいはまず押さえておく必要があります。

 製品の品質については、はっきり断言することはできません。金額=効果なのかもしれませんが、使ってみてしっくりくるものを選ぶにはやっぱり数回の使い分けという過程は必要ですね。

 大切なのは、「どこ」に「どれだけ」「どうやって」使うかだと思います。

「場所」「広さ」「状態」「種類」で使い分けています

1.まず、散布する場所によって使い分けています。

※舗装面を破って顔を出した雑草には「液状」

~舗装部分に顆粒状を使用しても風で飛散します。ピンポイントで雑草そのものにかける液状が向いています。

※枯らしたくない植物と雑草の間隔がない場所も「液状」

~隣地さんとの境界付近や菜園の隅なども顆粒を使うと、大事な植物の方へ飛んでいってしまいます。顆粒状は土壌に浸透し、散布した周辺よりも広いエリアまで枯れる場合があるので不向きです。逆に液状は直接振り掛けた雑草のみに効果を発揮するタイプもあって便利ですよ。

※砂利などを敷いた部分から出ている雑草も「液状」

~顆粒が向いていないわけではありませんが、雑草そのものだけにかければいいので、液状の方がコスパがよさそうです。

2.広い場所には「顆粒」がオススメ。

~液状は作業の際、どこにどれだけ撒いたかを確認しにくいため同じ個所に無駄に撒いてしまいコスパが悪い、というのが私の感想。顆粒状だとその心配が少なく、必要量を確認しながら散布できます。

3.「成長具合」と「効果が出る早さ」で使い分け。

※雑草が繁茂する予防として、早い時期に行うなら「顆粒」。

顆粒は効果が出始めるまで概ね2~3週間かかります。また、その期間に十分な降雨があるかによっても効きだす速さが違うようです。茂る前の土地に予防策として広く撒くのであれば、顆粒が良いでしょう。

※ある程度成長した雑草には「液状」で対応。

~土壌だけでなく葉の表面からも浸透し、また顆粒状に比べて液状は効果が出るのも1~2週間程度と早いので、しつこく成長する雑草をピンポイントで狙うなら、液状です。

4.雑草の種類も確認した方がベター。

※全般に効く薬品ばかりとも限りません。

~薬品が効きにくい種類もあるようで、当社では「アザミ」「イタドリ」あたりに苦労しています。場所によって生えてくる種類は違うもの。まずは雑草の種類を知ることから始めましょう。

タイミングは「連休前」と「お盆前」の2回

 あくまで北海道の場合ですが、春先は連休後だと成長が進み過ぎてしまっているので効果も期待薄。

 何年か連続して撒いていると、次第にこの1度だけで生えなくなってくることも。

 ちなみに、3年間管理アパートにて散布し続けた成果の一例が↓

 これだけ歴然と差が出ると、もちろん入居率にも大きく影響してきますよ。 

 経過を見ながら2回目が必要そうなら、おおよそお盆前でしょうか。9月に入ってきてしまうと(今年はもういいか…)という気持ちも働いてきますからね。
 成長しきってからの炎天下の刈込作業は「地獄」です。今からでも決して遅くはないと思いますので、気になる方は今週末にでもやってみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人
宮崎 拓馬 ミヤザキ タクマ
宮崎 拓馬
賃貸管理という業務を通じて、日頃から多くの大家さんや入居者さんと接しております。その中で感じたこと、皆さんに是非お伝えしたいこと、何かの助けになれるように毎日ブログを通じて情報をお届けしておりますので、お気軽にお声掛けくださいませ。
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