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2018年11月12日
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賃貸アパート・貸家などの退去時に残ってしまう「ストーブ撤去後の排気穴」は、市販のスリーブセットでラクラク塞ぐことができます。|函館地域版

「ストーブ設備がないため個人調達で借主が設置するアパート」は、函館でもいまだに多く見かけます。

その場合、大家さんに了承をもらったうえで建物の外部へつながる「煙突ストーブ・灯油FFストーブ用給排気トップ用の穴」を適当な場所に空ける必要があるのですが、これは専門業者さんでなくては出来ません。多くの方はストーブ購入・設置業者さんにこの穴を開けてもらいます。

 

では、退去のとき。

原状復旧のためにこの穴を塞がなくてはなりません。

ところがストーブの撤去程度であれば自分でも出来てしまうため、退去立会いの際「穴を塞いでいない状態のまま」で退去立会いを受ける方が非常に多いです。

当然、後日大家さんより穴を塞ぐように指示をされてしまうのですが、すでに退去後なのにどう対応したらいいか、と困り果てるお客様によく相談を受けます。

あと、穴に丸めた新聞を詰めたりテープで塞いだ程度といった方も多く見受けられますが、これでは本来の穴を塞ぐ目的である「雨水の侵入防止」や「ゴミ・砂の吹込み防止」の役割は一切果たしません。

 

さて、どうしたらいいでしょう?

実はこれ、市販の「ストーブ用スリーブセット」を利用してご自身で塞ぐことができるんですよ。

※2階以上のお部屋の場合、穴が高い位置にあったり、足場の悪い場所にあったりしてご自身では作業できない場合もあります。ご確認ください。

 

撤去後の穴を塞ぐ「ストーブ用スリーブセット」はホームセンターで安価にて入手可能です

トップ画像に掲載しているセット一式は、ホームセンターで購入することができます。料金は概ね3,000円前後といったところです。

 

セットを購入する前に調べておくポイントは以下の3つ。

1)穴の直径を確認しておく。

 製品のスリーブ管のφがきちんと納まるものを購入しましょう。

 内径5.0㎝から7.8㎝程度のものが一般的なようです。

2)外壁側から室内側までの長さ(つまり壁の厚さ=製品サイズ)を測っておく。

 市販スリーブセットにはS/M/L等のサイズ(蛇腹の筒部分の長さ)があります。

 見合ったものを購入しましょう。

3)外壁側と室内側になる、丸いリブの部分の直径が穴を覆うのに十分か確認する。

 リブ(耳)の部分が穴を隠し切れないと意味がありませんね。

 おおよそ直径何㎝程度あれば良いかは、チェックしてからお店に向かいましょう。

 

取付方法は至って簡単。ただし2名で行う必要があります。

 

①スリーブ管のφの太い方を外壁側から差し込んで、1名が押さえる。

 テープなどで固定すると外壁塗膜を傷める恐れがあるのでやめましょう。

②もう1名が室内側から細い方の管を太い間の中へ差し込み、ねじ込む。

 蛇腹はネジ山状になっていますので、時計回りに回すと閉めこんでいきます。

③回らなくなるまで閉めこむ。

 リブ内側の緩衝スポンジ材がぴったり密着するようにしっかり閉めこみましょう。

④内外それぞれにプラスチックのキャップを取り付けたら完成。

 

これだけなので、あっという間に終わります。

女性の方でもラクラク済ませられる作業だと思います。

「1人暮らしなので外で押さえてもらえる人がいない!」という方は、退去の前に購入→立会いの担当者に手伝ってもらえるよう事前にお願いしておくと良いでしょう。当社が立会いするアパートやマンション・貸家だったら、いつもお手伝いするよう心掛けております。

退去の際、こういった部分まできちんと対応しておかないと、改めて対応を求められることで二度手間になり面倒ですよ。

 

この記事を書いた人
宮崎 拓馬 ミヤザキ タクマ
宮崎 拓馬
賃貸管理という業務を通じて、日頃から多くの大家さんや入居者さんと接しております。その中で感じたこと、皆さんに是非お伝えしたいこと、何かの助けになれるように毎日ブログを通じて情報をお届けしておりますので、お気軽にお声掛けくださいませ。
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