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2019年03月17日
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賃貸のおとり広告には注意を!|函館の不動産屋からの提言

不動産広告の内容や表現の仕方などは、「不動産の表示に関する公正競争規約」により規制されています。ところが現実には不当な広告も多く見受けられます。特に、その中でも悪質なのがおとり広告です。

賃貸のおとり広告には次のようなものがあります

①貸すつもりのない物件
②貸すことのできない物件
③実際にありもしない物件で集客を目的とした広告
 

これらに該当するのがおとり広告と呼ばれるものです。

お部屋探しをしたことのあるお客様なら少なからず経験がありませんか。せっかく気に入った物件を見つけて、内覧しようと思い不動産屋さんに電話したのに、「すでに決まった」と言われたにも関わらず、その物件の広告がいつまでも掲載されているってことが。
そして、以下の二つのケースもおとり広告と同じカテゴリーです。

1.入居済みの物件の広告をいつまでも掲載し続けている

入居が決まった物件なのに、大家さんからの連絡がなかったため、悪気はなかったが広告掲載の停止(取り下げ)が遅れてしまったというケースもあります。

しかしながら、定期的に空室状況の確認を行なわなければ、お客様からお問い合わせの電話があったときに「すみません。実は、すでに入居が決まってしまいまして…」といった事態を招いてしまうことはたやすく想像できるわけですから、広告掲載している取扱商品の在庫確認に手が回っていないのであれば、その不動産業者の姿勢に問題ありというわけです。常識的にも取扱商品の在庫確認は当たり前ですし、紹介できないものを広告する行為は社会通念上レッドカード(退場)です。

2.空室確認や物件情報の更新をせず、広告の出しっぱなしが常態化している

これは、かなり悪質です。
「もしかして、お宅の会社の営業方針なの?」
残念ながら、函館市内においても、そう思える不動産屋(賃貸仲介会社)の数が多いこと…。地域の不動産業界健全化のために、即刻やめてほしいと願うばかりです。

 

上記1と2は、国土交通省も認める「おとり広告」です

成約済みの物件を速やかに広告から削除せず、広告の更新を過ぎても当該インターネット広告等を継続することも「おとり広告」に該当するとして、国土交通省より、おとり広告の禁止に関する周知要請が出ています。

入居後の対応も悪く、評判の悪い会社が多い

このような会社は、指摘しても「広告掲載の停止を忘れてた」と平然と言ってのけるので、もはや糸へんに冬です。入居後に不具合を発見し連絡しても、対応してくれない不動産屋さんが多いので、気をつけましょう。ちなみに、おとり広告を展開する会社の手法はこちらでも書いています。

業界の健全化、そしておとり広告の根絶のために、部屋探しをされるお客様に知っておいてほしいことです。

この記事を書いた人
藤原 滋己 フジワラ シゲキ
藤原 滋己
ハウスメーカー勤務時代に、木造住宅の工事監督のちに住宅・アパート・店舗・寺院など様々な建築物の営業を経験しました。建築不動産の営業歴は通算22年。 安心かつ安全な不動産取引のために、これまで培ってきた知識や経験・ノウハウを、お客様へのサービスのために全力で提供します。遠慮なく何でもご相談ください。きっとお役に立ちます。
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