09:00 - 18:00
日曜・祝祭日
2018年12月17日
ブログ

「アパート」と「マンション」の違いって、何?|函館の不動産会社ファインエステート

何となく使い分けてる、ふたつの言葉。

でも「その違いは?」と聞かれると、ひとことでうまく答えられない。

皆さんもきっとそうでしょう。

実はこれ、無理もないことなのです。

なぜなら、厳密な規則が無いのですから。

法的規定はなく、便宜上で使い分けされるように

建築基準法や消防法など・・・関係してきそうなどの法律に目を通しても、この区別についての明記は出てきません。

では、まずそれぞれの言葉の来歴に注目してみることにしましょう。

アパート

~英語のApartmentを略して使われるようになった和製英語です。建物内を複数に区切って、それぞれを独立した住居として使用できるようにした集合住宅を指します。当初は「分譲住宅」という意味合いで使われだしたようですが、現在では賃貸用語として定着しています。

マンション

~「アパートの上位互換となる言葉が欲しい」ということで、かつて流行した言葉が定着しているようです。本来、マンションMansionというのは「豪邸」を意味します。外国に行った際に「私はマンション住まいです」などと言ってはいけませんよ。門から邸宅までの間も馬車で行き来しているような大きな土地に、複数のメイドや執事を抱える大金持ちと勘違いされてしまいかねません。

冗談は置いておいても、たくさんの言葉を用いて賃貸物件のニュアンスを細かく表現しているのはきっと日本ぐらいですよね。ほかにも「メゾン」や「ハイツ」「コーポ」など物件に冠される名詞は無数にありますが、それぞれが使われだした由来はあっても、ただ単に語感を重視しているだけでそこに確たる基準はなく曖昧なのです。

 

現在は「構造」と「階数」による使い分けが主流です

「主流です」といったのには意味があって、例えば「○○町の■■コート」を

・不動産会社Aでは物件種別を「マンション」として募集

・不動産会社Bでは物件種別を「アパート」として募集

こんなこともよくあるからなのですが、

多くの不動産業者は、以下の基準で使い分けしています。

アパート =「木造(あるいは軽量鉄骨造)」で2階建ないし3階建まで

マンション=「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」「鉄骨鉄筋コンクリート造」3階建以上

 

ただし、例外もあります。

例えば「鉄骨造3階建て・総戸数9戸・築40年の古い賃貸物件」はマンションと区別して募集していいものでしょうか?受け手側の問題として「マンション」と表記してご紹介すると「最近の大きな建物なんだな」という理解をされてしまうと違和感があるため、こちら側で「アパート」として表記することもあります。

上に示した■■コートの弊害は、こんな部分から生じてしまうんです。一般的ルール上厳密に表記したA社さんと、借り手さん側の受け止め方を考えて表記したB社さん。どちらも間違ってはおらず、実際このケースはよく見かけます。

まずはこれらを押さえたうえでお部屋探しに進みましょう!

この記事を書いた人
宮崎 拓馬 ミヤザキ タクマ
宮崎 拓馬
賃貸管理という業務を通じて、日頃から多くの大家さんや入居者さんと接しております。その中で感じたこと、皆さんに是非お伝えしたいこと、何かの助けになれるように毎日ブログを通じて情報をお届けしておりますので、お気軽にお声掛けくださいませ。
arrow_upward