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2018年12月25日
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退去時清掃料を支払うのに、自分でも掃除をした方が良いのでしょうか?

賃貸借契約の費用項目の中に必ずある「清掃料」。

契約時支払いと退去時支払いの2パターンがありますが、ここ函館の場合、退去時に徴収する場合が多いようです。

この清掃料とは「お部屋(個人差)により清掃度合いの差が生じないよう、必ず専門業者の手による均一なハウスクリーニングを入れる」ことを契約しているわけなのですが、では専門業者が入るのだからご自身では清掃をする必要がないのでしょうか?

結論としては「その通り」です。

ご自身でしっかり清掃を行えば清掃料の支払いが免除されるということではありませんし、退去立会いの際にも「ここまでお手間をかけていただかなくても結構だったんですよ」という言葉を私自身口にする場面があります。

費用を支払い、専門業者に清掃を依頼するわけですから、端的に言えばお引っ越し作業後のご自身でのお掃除は、極端に汚れがある場合以外は不要です。

通常範囲内とみなされるわずかな綿ボコリや汚れで追加清掃料金が発生することはありません。

追加清掃料金が発生してしまうのは、こんな場合です。

お支払する清掃料は必ず契約書等に金額が明記されていますが、これは各業者ごとの定額基本清掃料です。

汚れの度合いがひどすぎる場合に追加清掃料が生じることがありますが、経験上だと以下の4点が圧倒的に多いです。

★ガスコンロ台の焦げ付きや、食品のこびりつきの放置

ガスコンロ周辺には調理の際に油や食品・調味料が飛散し、これを長期間放っておくことで強力にこびりつきます。いくらステンレスとはいえど、長期に及ぶとサビ・変色・変質が生じますよ。

★レンジフード内の油汚れの放置

換気扇の清掃を行わず油の固着により動作がしなくなる場合がありますが、そのレベルまで汚れてしまうと間違いなく追加清掃料が生じます。

★浴室内のカビや水垢の放置

これも放置しすぎると清掃では落ちないレベルに達します。ユニットバスやゴムパッキンの変色が起きてしまい、修繕費がかかることも。

★窓・サッシ枠の結露によるカビの発生の放置

結露の拭き取りを怠ったことによるカビで、窓枠やサッシのゴム部分が真っ黒なことも。

こちらのブログをご参照ください。

せめて貸主さんの気持ちを考え、最後はサッと掃除機がけやゴミ拾いを

退去後には清掃前に大家さんがお部屋の様子を見に来られます。退去に立ち会われる大家さんも少なくありません

入居年数や汚損の程度から考えて追加請求をする意思が大家さん側に無くても、例えば汚れすぎたお部屋をそのまま見せた結果、相対的にお部屋を粗暴に使用していたと思われかねないこともありますよね。

「これまでお世話になりました」

そんな気持ちで軽く掃除機がけやゴミ拾いを行っていただけるだけで大家さんは安心なのです。

この記事を書いた人
宮崎 拓馬 ミヤザキ タクマ
宮崎 拓馬
賃貸管理という業務を通じて、日頃から多くの大家さんや入居者さんと接しております。その中で感じたこと、皆さんに是非お伝えしたいこと、何かの助けになれるように毎日ブログを通じて情報をお届けしておりますので、お気軽にお声掛けくださいませ。
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